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国 土

レソトは面積が30,355平方キロメートル。全土が山岳地帯で、標高が最も低い地域でも1400メートルで、国土の80%以上が1,800メートルを超えています。また、周囲を完全に南アフリカに囲まれた、世界最南端の内陸国です。

レソト南部に位置するモハレズフーク県の県都モハレズフーク。その名は初代国王モショエショエ1世が弟モハレに統治させたことに由来します。

余談

山岳地帯と言うと森林を連想するかもしれませんが、レソトはほぼ全土が森林限界を超えており、大きな木はほとんどありません。


気候

レソトは高地にあるため、同じ緯度の他の地域よりも年間を通して気温が低い傾向にあります。だだし、日差しが強いため、体感ではかなり暑く感じます。夏の前の3月から4月にかけてが雨期で、年間雨量の大部分はこの時期に降ります。
マセルとその周辺は夏には30度を超える事があります。冬は−6度くらいに下がるときもあります。ただし、乾燥しているため降雪は稀です。ハイランドと呼ばれる東部の山岳地帯ではー18度にもなり、積雪も多いです。

レソトの中央近く、国道3号線より。このあたりの標高は約3000メートル。

余談

北東部のマルチ山脈には、レソトで唯一、南部アフリカで二箇所しかないスキー場、「アフリスキー」があります。シーズン中は主に南アフリカから観光客がスキーを楽しみます。


野生動物

レソトには絶滅危惧種10種、導入種2種、339種類の鳥類が生息しています。また、17種類の爬虫類、60種の哺乳動物が生息しています。その中には絶滅危惧種であるオジロネズミも含まれます。数百年前まではゾウやカバが生息してそうですが、現在はそういった大型動物を見ることはありません。

レソトの代表的な野鳥「Southern Masked Weaver」 (和名:メンガタハタオリ)

余談

野鳥の種類は非常に多く、希少種も少なくありません。バードウォッチャーには魅力的な場所です。















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