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文 化

レソトは後発開発途上国ですが、首都マセルに住んでいる限りはそれを感じることはあまりありません。繁華街には大きな商店やオフィスビルが立ち並んでいて、ショッピングモールもありまます。しかし、マセルを一歩出ると、昔ながらの素朴で伝統的な生活をしている人々がたくさんいます。



マセルの裏通りにある露店。このような露店がびっしり並んでいる所がマセルらしい風景かもしれません。

住居



レソトの伝統的な住居はモコロと呼ばれています。特に農村部の多くの家はこのタイプのもので、壁は通常大きな石や、天日干しのレンガで作られています。現在では、コンクリートブロックが利用されることも多いです。


衣装



伝統的な衣装は、主にウールで作られた厚い毛布(バソトブランケット)です。これを体に巻き付けるようにして着ます。シンプルですが、非常に暖かくて、冬の厳しいレソトの知恵とも言えます。日常着ではありますが、民族衣装として正装にも用いられます。円錐形の帽子はバソトハットと呼ばれ、国旗にも描かれいます。


料理



料理はアフリカの伝統的なものが多いですが、都市部ではイギリスの影響が見られます。普段の食事は他のアフリカ諸国と同様にパパ(トウモロコシの粉末をお湯で溶いたもの)、グリルしたチキンやポーク、煮込んだ野菜などです。肉の部分だけでなく、内蔵も好んで食べられます。農村部では自給自足のために飼育している家畜、牛、羊等の料理が食べられることも多いです。食生活については非常にシンプルと言えるでしょう。














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