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レソト概要

レソト王国(Kingdom of Lesotho)は周囲を南アフリカに囲まれた立憲君主制の国です。面積は約3万平方キロと九州の8割ほどです。小さな国なので、端から端まで車で6時間くらいで横断できます。人口は約220万人です。

国土の全域が山岳地帯で、標高が1400メートル以上あります。そのため「天空の王国 (The Kingdom in the sky)」とも呼ばれています。あるいは「レソトに山があるのではなく、山にレソトがある」とも言われます。 国民のほとんど(99.7%)をソト族が占めている単一部族国家であり、「レソト」という国名も「ソト人の国」、あるいは「ソト語を話す人の国」という意味です。公用語はソト語と英語です。



主な産業は衣料品等の繊維産業と牧畜を中心とした農業です。しかし、全土が山岳地帯のため、耕作可能地が少なく、天然資源にも恵まれていないため、後発開発途上国の一つとされています。

首都はマセル(Maseru)。国土の北西端にあり、北側は南アフリカとの国境に接しています。人口は約33万人、周辺の都市圏を合わせると40万人近くになり、レソト最大の都市です。他に大きな市がないため、唯一の都市でもあります。


マセルの繁華街「Kings Way」

レソトへの交通手段は、11箇所ある南アフリカとの国境検問所を超える陸路か、マセル近郊の「モショエショエ1世国際空港」への空路があります。航路は南アフリカのヨハネスブルクのORタンボ国際空港間のみで、約1時間のフライトです。


マセルの国境検問所














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